HOTクッキング恐るべし!アノ食材を加熱するだけで栄養食材に大変身!?
どもっ!飯朔です。
昨日20:00に「世界一受けたい授業」という番組を観てたんですが、気になる料理方法が紹介されてました。
それは、HOTクッキング!
普段加熱することが無い食材を加熱することで、食感・美味しさ・栄養価がUPするとのこと。
一体、どんな食材が登場するのでしょうか?
今回はHOTクッキングについて特集していきたいと思います。
栄養が偏ってる方・気を遣ってる方は、参考になることかと思いますので、是非読んでください。
白野浩子とは
熱を加えるだけの簡単な料理法ですが、このHOTクッキングを考案されたのが、女子栄養大学講師の白野浩子先生。
「なぜ、うちのチャーハンはパラッとしないのか?-ひと手間で10倍おいしい家庭料理」
「簡単ひと工夫だけで鮮度そのまま 最新版 食品保存術」などのレシピ本も出版されてる有名な先生。
世界一受けたい授業でも、数多く出演されてます。
焼き梅干し
まずは焼き梅干しから紹介。
梅干しを焼くことで、クエン酸と糖質の一部と化学反応を起こし、血行改善(動脈硬化・高血圧など予防)するムメフラールという成分が作り出されます。
生の梅や通常の梅干しにはムメフラールは含まれていない成分ですが、一度加熱して生成されれば冷してもムメフラールはなくならないようです。
柿トースト
材料は、柿・食パン・チーズ
食パンの上に柿とチーズを載せて、トースターで3分加熱!出来上がり
柿は加熱することで甘さが濃厚になり、リラックス効果のあるGABAや血行を良くするシトルリンなどの栄養価がUPします!
漬物ステーキ
実は、飛騨高山の家庭料理としても有名。
材料は、白菜の漬物・卵・ごま油
①ごま油をひいたフライパンに白菜の漬物を入れて炒めます。
②炒めた漬物にとき卵を入れて、軽く火を通す。完成
乳酸菌が含まれてる漬物を加熱して食べると、腸内の温度が上昇し乳酸菌の働きが良くなります。
もずくコロッケ(おすすめ!)
材料は、じゃがいも・もずく・豚ミンチ・醤油・塩コショウ・小麦粉・卵・パン粉・油
①もずくは醤油で下味をつける。
②豚ミンチを塩・こしょうで炒める。
➂じゃがいもは茹でてつぶす。
④つぶしたじゃがいもに、味付けしたもずく・炒めた豚ミンチを入れて混ぜる
➄普通のコロッケのように形を整えて、小麦粉・卵・パン粉につける。
➅表面がきつね色になるまで揚げる。完成
もともと、もずくにはフコイダンという血流を良くしたり血糖値の上昇を抑える効果を持つ成分があるのですが、さらに加熱することで、フコイダンが外に出ていく為より多く摂取できるのだ。
しかもジャガイモにはビタミンCが豊富なので、とてもいい組み合わせなのですね。
血糖値の上昇を抑えるだけでなくビタミンCを摂取してくれる。揚げ物好きな私にとってこのレシピは最高でしょう!
ピーナッツごはん
材料は、薄皮付きピーナッツ・米・水・粉末コンソメ・醤油・酒
①米と水を入った炊飯器に、さらに粉末コンソメ・醤油・酒を入れる。
②調味料を入れた炊飯器の中に、薄皮付きピーナッツを入れて1時間浸す。
➂あとは炊飯器で炊くだけ。完成
実は、ピーナッツの薄皮には老化を遅らせるポリフェノールが多く含まれているんです。
普段おつまみで食べることが多いピーナッツですが、薄皮が苦くて食べない人が多いですよね。しかし加熱することで薄皮の苦味がなくなり食べやすくなります。
ホット飲むヨーグルト
材料は、飲むヨーグルト(150ml)・すりおろししょうが(小さじ1/2)
①温める前の飲むヨーグルトにすりおろししょうがを入れ混ぜる
②600wの電子レンジで1分30秒加熱。完成
普通は冷やしてから飲むヨーグルトですが、寒い季節には温めることをおススメ。
飲むと、内臓が温まり・カルシウムの吸収率も上昇・便秘解消効果もより期待できます
さらにしょうがに含まれるジンゲロールは加熱することで、ショウガオールという成分に変化して体の芯から温めてくれる。冷え症改善にも役立つのだ。
確かに美味しいそうだけど、乳酸菌は40℃以上になると死んでしまうので意味ないじゃないか?確かにそうですが、もともと腸内にいた乳酸菌がそれを餌にして活発に働くので心配ないのです。
焼きチョコレート
材料は、板チョコ・アルミホイル
①板チョコを一口サイズにする
②アルミホイルに板チョコを1つずつ分けて置いていく(くっつかないように)
➂1000Wのトースターで1分~1分30秒焼く。完成
ホット杏仁豆腐
材料は、牛乳・練乳・アーモンドエッセンス・市販の杏仁豆腐
①鍋に牛乳・練乳・アーモンドエッセンスを入れる。
②これらを混ぜながら温める。
➂市販の杏仁豆腐に、温めた牛乳・練乳・アーモンドエッセンスを入れる。完成
焼きみかん
皮をむかずそのまま網に置いて、焦げ目がつくまで焼く。
みかんの皮には、果肉の3倍のビタミンCが豊富に含まれているので、焼くと皮の栄養が内部に浸透。
生のまま食べるより、多くの栄養を摂取できるのです。
焼きいもようかん
材料は、いもようかん・バター
①熱したフライパンにバターを入れる。
②そこへ、いもようかんを焼く。
➂全体に焼き色をつける。完成
さつまいもにはビタミンC・ビタミンEが多く含まれているが、ビタミンCは熱に弱い・・・
でも大丈夫。さつまいもにはでんぷんも含まれる為、ビタミンCはでんぷんにより守られるのです。
まとめ
いかがでしたか?
食材を焼くことで化学反応し、より良質な成分や食感まで変化するのは驚きです!
食を追求する私にとって、この授業は新世界を魅せられた気持ちです。
もし、興味がありましたらHOTクッキングをしてみてはいかがでしょうか?