血糖値を下げるレジスタントスターチ効果!パンを食べても太らない
どもっ飯朔です。
「〇〇ダイエット」と名前が付けば注目を浴びる時代ですね。
それほど世の中には多くのダイエット法があふれています。
その中でも「糖質抜き」もしくは「糖質カット」と言うダイエット法が主流に成りつつあるようです。また。このダイエットに関し「レジスタントスターチ」も注目されています。
そこでこの2つの関連性について調べてみました。
糖質抜きダイエットの危険性について
今や「糖質抜き」とか「糖質カット」を謳った食品が大流行!
ビールやコーラ、インスタントラーメンなどなどたくさんあります。
それほど糖質は悪者何でしょうか?答えは「NO」です。
糖質自体は「炭水化物体」なのでエネルギー源として必要な栄養素なんですが、その摂り方に問題があるわけです。
日本人の主食は「お米」や「麺類」、「パン」で、すべてが糖質です。
その為結果的に糖質を摂りすぎることで、肥満を初めとする生活習慣病に繋がる結果となります。
しかし適切に管理することでコントロールすれば怖くはないわけです。
問題は摂りすぎると体内で処理できなくなった糖質が血液中に溢れ中性脂肪を作る原因となります。
中性脂肪が増えすぎると「動脈硬化」を起こし、「心疾患」「脳血管障害」の原因となります。
危険なのは糖質をカットすると同時に気が付かないうちに「カロリー」まで減らしてしまう事にあります。
糖質を減らすと代りに「脂肪」を燃やしエネルギーにしますが、同時に「タンパク質」も消費します。
タンパク質は筋肉や骨、血管を作るのに重要な栄養素なので不足すると、色々な弊害が出ます。
糖質をカットする場合はタンパク質や脂肪、ビタミンなどその他必要な栄養素を摂り、カロリーを維持さえすれば危険性はなくなります。
こう言った基本的な栄養学の知識を身に付けることが大事です。
レジスタントスターチとは
ダイエットをする上で糖質をカットもしくは減らすことは重要なポイントになりますが、私達日本人にとってお米を食べないと言う事は少しツライ面がありますよね。
そこで注目を集めているのが「レジスタントスターチ」です。
「レジスタント」は消化されにくい、「スターチ」はデンプンの意味。
レジスタントスターチとは小腸で消化されず大腸まで届く「でんぷん」の事を指します。
「難消化性デンプン」とも呼ばれています。
不溶性食物繊維と水溶性食物繊維両方の特性をもつユニークな特性があります。
でんぷんでありながらエネルギーになりにくい食物繊維の一種で次のような特徴があります。
・水分を含んで膨れるので消化酵素の作用を受けにくく、過剰な糖の吸収を ふせぎます。
・急激な血糖値の上昇を防ぎます
・腸内環境を整える
・腹持ちがいい
つまりダイエットに適した成分と言えるわけです。
もちろんお米にも含まれていますし、穀類等にも含まれます。
糖質をすべて抜かなくてもダイエットは可能と言う事です。
レジスタントスターチ式ダイエットの方法
ではお米や雑穀なら何でも食べればいいかと言うとそうではありません。
ちゃんとした方法があります。
一番有名なのはテレビなどでも紹介され話題を呼んだ「冷ます」と言う方法があります。
お米なら入り度炊いたものを冷蔵庫で冷やします。
おにぎりにすると食べやすいですよ。
冷やすことででんぷん質中のレジスタントスターチが増えると言われていますが、全部ではなく約20%ほどが変化するとの事です。
またパンであれば精白された原料のパンではなく、ライ麦パンなのど全粒粉を使ったパンがおすすめです。
お米も精白米よりも「玄米」の方が元々の食物繊維の含有量が多いのでより効果的かもしれませんが、味がどうでしょうか。
他にも春雨などは米粉を使っているので非常に効果的。
どうしても「麺類」が食べたい時は春雨を使ってみるのも一つの方法です。
米粉で言うとベトナムの郷土料理「フォー」なんかもいいかもしれません。
野菜をたくさん入れることで栄養価も高くなります。
フォーの「冷麺」なんて聞いた事はありませんが、夏にはよさそうですね、香辛料を使えば代謝もアップして一石二鳥になりますよ。
こうしたダイエット問題を考える時にいつも気になることがあります。
それは皆さんが「何のため」にダイエットをするのだろう、と言う事。
例えば体重が100kgあり血圧が上が200とかになってしまったら死の危険性が高いので痩せる必要があります。
血糖値が高く糖尿病の危険性がある人は、すぐにでも食事制限が必要となります。
こうした何かの「疾患」の為にダイエットすることは自分自身のためだけではなく家族や、引いては社会に対しても影響が大きいので絶対にやる必要があります。
そうでない人は健康であれば十分ではないかと思いますが、女性の場合は特に「美」に対する意識があるのでちょっと違うんでしょう。
さいご
いずれにしろ特定の物を間違った知識の元過度に制限することは栄養学的にも健康にも良くありません。
基本は万遍なく食べ腹八分、今は七分とも言われていますね。
そして「運動」、よく歩きましょう!!
これを続ければ健康間違いなしです!!