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しがない中年のブログ ダイエット・健康・様々なライフスタイル

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パンガシウスの栄養素やカロリーについて ウナギの代用となるのか?

どもっ飯朔です。

パンシガウスと聞いて「ああ、あれね!」と分かる方はよほどの魚通か東南アジアに縁がある方ではないでしょうか。
このパンガシウス、今食用の魚として流通販売されています。

 

主にイオンで売られていますが、その食べ方がテレビで話題になりました。
そこでどんな魚なのか、美味しいのか?料理法は?などなどを
調べてみました


パンガシウスとはどんな魚

調べてみると、パンガシウスと言う名前はどうも学名のようですね。
つまり○○属、○○科に分類される名前です。

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パンガシウス属には数十種類あり、食べられているのはその中の「バサ」と言う魚で淡水にすむ「ナマズ」の仲間ですね。
東南アジア、特にベトナム、タイ、カンボジアで昔から食べられており成長すると1mを超えることもあるようです。

 

特にべトナムでは養殖が盛んで,主にヨーロッパやアメリカに輸出されています。

身は白身でフライにしてもホクホク美味しいようで、主に切り身として売られています。


バジルなどで味付けされているものもあるので、大変食べやすい状態で販売されています。

実は、持ち帰り弁当のメニューで有名な「のり弁」がありますが、この「のり弁」に乗っている魚フライが「バサ」のようなんです。

 

私は今まで、この魚フライの正体が分からず、弁当チェーンで働いている知人に聞いてもよく知らなかったので何となく敬遠していました。

これでやっと正体が分かったので、今度からはしっかり味わってみようと思いますw

 

また輸入食品と聞くと、安全性はどうなんだろうと言った疑問を持たざるを得ませんよね。
しかし、このパンガシウスに関してはその心配はありません。

 

ベトナムでは輸出に力を入れていて、その為安全にも配慮し、養殖された輸出用のパンガシウスには「ASC」が付いています。
ASCとは「持続可能な養殖水産物の国際的な認証」の事で、安全性の証。

これからどんどん食卓に上がるようになるかもしれませんね。

 

www.tyuunennkiktou.com

 

パンガシウスの栄養について

ではこのパンガシウス、栄養価はどうなんでしょう。

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パンガシウスの栄養素・カロリー

切り身100に含まれる栄養素とその量です。

細かい数字は省きます。

カロリー 98kcal

コレステロール 31mg

脂質5g

ナトリウム 34mg

カリウム 99mg

タンパク質 15g

カルシウム、鉄分、ビタミンなどは0。

パンガシウスとナマズを比較

これだけでは評価のしようがないので、他の食材と比較しましょう。

対象は国内で食べられている「ナマズ」。北関東あたりではたべられているようですが、私もたまに食べます。

 

同じく切り身100gの主な栄養素と量です。

カロリー 158kcal

脂質 9g 

コレステロール 73mg

タンパク質 18g

カリウム 320mg

カルシウム18mg

特にビタミンB12ビタミンEは豊富に含まれています。

 

こうして比較してみると、栄養素に関しては国産ナマズに軍配が上がります。

そうすると話題になったのは別なところにあるようですね。

1つには価格ではないでしょうか。


それに食べ方によっては「ダイエット」にも利用できそうです

もう一つありますが、それは次のパートで説明しましょう。

 

www.tyuunennkiktou.com

 

パンガシウスの料理について

パンガシウス=バサの料理法について「クックパッド」などで確認できます。

約90種類ほどあるようですね。

それだけ一般的になってきていると言う事でしょう。

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しかし、テレビなどで話題になったのはこれです!

「かば焼き」!

 

「かば焼き」と言うと「ウナギ」のことですが、バサのかば焼きがウナギのかば焼きの代替品として注目を集めたことにあります。

白身なのでタレを付けて焼けばウナギのかば焼きのような味がする為代替品として注目されているようです。

 

その背景には、ウナギの稚魚である「シラス」の不漁による価格の高騰があります。

稚魚が取れないと当然ウナギの出荷量も減少し、お店で食べる「うな重」も値上がりするのは必然ですよね。

 

私達日本人は、「土曜の丑の日」にはウナギを食べる習慣があります。

ウナギ=スタミナ!!

栄養価が高いウナギを食べることで酷暑の夏をを乗り切ろうと言う昔からの知恵ですね。

 

ここで問題なのは、ウナギの代替品としてのパンガシウス=バサですが、前述のように栄養価は高くありません。

ウナギと比べてもかなり落ちます。

 

味はウナギのかば焼きのようですが、残念ながらスタミナ満点とはなりません。

ただウナギは元々高価な食べ物で、庶民にとってはいつでも食べられることが出来ない御御馳走です。

 

おまけにさらに高くなると一層手が届かなくなります。

そんな時にパンガシウスのかば焼きを食べて雰囲気だけでも味わうのも又一興のようですね。

 

どこまで浸透するかは不確定ですが、ウナギににとって代わると言う事はないでしょうし、懐具合と相談してどちらを選ぶか決めましょう。

さて、パンガシウス、バサですが食べてみたくなりました?

もしかすると知らないうちに食べている可能性大でしょうけどね。

 

★白身で味は淡泊。

★お財布に優しい

★安全性も確保されています。

★見方によっては大変有用な食材です。

 

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さいご

私達日本人は常に新鮮な魚を食べられる環境で暮らしてきたので
外国からの食用魚と聞くと敬遠しがちですが、何事も好奇心が肝心です。

 

新しい味に是非チャレンジしましょう~~