長野県発祥のピンピンコロリ(ppk)とは?神聖な地蔵や死因について
どもっ飯朔です。
皆さん、ピンピンコロリと聞いて何を指しているのかわかりますか?
ピンピンコロリとは、病気に苦しむことなく元気に長生きし、病まずにコロリと死のうという意味の標語のことで、略語としてPPKとも言うそうです。
日本もこれから高齢化が進み高齢者が多くなっていきます。そうなると、こういった標語がメジャーになっていきそうです。
確かに一番の理想は病気をせずに家族や友人に見送ってもらい、安らかに死ぬことかもしれません。が、実際は様々な病気により苦しんで亡くなること方が多いとのこと。
今回は、ピンピンコロリについて記事を書いていきたいと思います。この記事を通してピンピンコロリが何か知って貰えば幸いです。
ピンピンコロリとは?
最初にも書いた通りピンピンコロリとは標語で、病気せずに最後はコロリと死のうという意味です。
ピンピンコロリとうい言葉はどうやって生まれたのかというと、ピンピンコロリという言葉の起源は長野県で行われたピンピンコロリ運動だといわれています。
北沢豊治さんという方が、1983年に「ピンピンコロリ運動について」という論文を提出しました。
もともと長野県は長寿の県とのことで、こういった運動も多かったとのことで、実際に男性の平均寿命は日本の中で一番だと言われることから、長寿の県として全国に名前を打っていく為このピンピンコロリ運動をメジャーにしようと動いたのでしょう。
その一環として、2003年県内でも有数の長寿の町である佐久市に「ぴんころ地蔵」を建立。現在では多くの人がぴんころ地蔵を訪れ、長寿を祈願しているといいます。
たった1人の方が考えた運動から、これほどまでに大きなプロジェクトになるのは本当に凄いと思います。
長野県にあるおすすめ「ピンピンコロリ地蔵」
長野県佐久市にあるピンピンコロリ地蔵”通称ぴんころ地蔵”は、長寿祈願スポットとして多くの人が訪れています。
ぴんころ地蔵はお参りに来てくれた人が病気に苦しまず、大往生してほしいという願いを込めて参拝者を迎えているそうです。
ぴんころ地蔵の画像を検索できる人はぜひ検索してみてください。
普通の地蔵さんより愛くるしい見た目をしています。その可愛らしいルックスも人気の理由かもしれませんね。
佐久市周辺は日本でも長寿の里として有名な場所であり、佐久市の中心には千曲川というきれいな川が流れてるのでアユやハヤが泳いでいます。
肥沃な大地も広がっており新鮮な野菜や果実・山菜なども獲れることから、こういう自然の恵みも長寿につながっているのかもしれませんね。
また、この地方の高齢者の方々はよく働いており、多くの高齢者の方が農家として新鮮な野菜や果物を栽培してます。
ぴんころ地蔵に参拝するために毎日たくさん歩く、そしてぴんころ地蔵を見て笑顔になって帰っていくということが日課となっているのかもしれません。
高齢になるとなかなか運動できないのですが、こういったシンボル的なものがあるとみんなが元気に生活できるのだと思います。まさしく長寿ためのお地蔵さんですね。
高齢者の望ましい生き方
今回、ピンピンコロリというテーマで書いてきたので、最後に高齢者の望ましい生き方とは何なのかについて、ちょっと考えてみたいと思います。
人間だれしも年を重ねていき、いずれは高齢者になります。
生きていれば誰しも経験する道というわけであり、理想的な最後の迎え方として大切な人に看取られ、安らかに眠りたいと思っている方は多いのではないでしょうか。
日本人は勤勉でよく働くというのは世界中でも有名な話。
有給休暇をなかなかとらない事や、国民の休日が多いことなどからも明らかです。
また、サラリーマンの多くがストレスを抱えており、満員電車や会社での人間関係など、日々の生活で生まれるストレスはとても大きいです。
こういった原因で多くの人が上気してしまうのではないかと思います
また、彼らには定年退職という考えはなく80歳でも現役で仕事をしています。
このような方は、引退から亡くなるまでの時間が都会に住むサラリーマンに比べ、圧倒的に少ないですし、老衰で亡くなる事につながっているのではないでしょうか。
もちろん、サラリーマンをしていても老衰で亡くなる人もいますし一概には言えませんが、今一度高齢者の望ましい生き方とは何なのか、考えていきたいですね。
さいご
今回は、ピンピンコロリをテーマに記事を書いていきました。
ピンピンコロリは長野県で生まれた標語で、病気に苦しまず最後はコロッと死にたいという言葉です。
そんな思いも込めて、ピンピンコロリ地蔵というものもあります。
可愛らしいルックスをしているので、一度参拝してみてはいかがでしょうか。