リンゴ酢は血糖値 血圧を抑える効果あり!飲み方はホットがおススメ
どもっ飯朔です。
酢は体を健康にする凄い力があるのはご存知ですよね、あのツンとした独特の酸っぱさには好き嫌いがハッキリと分かれるだろうと思います。
健康にイイというのは聞いたことがあるのですが、どう良いのかわからない方もいらっしゃると思いますので、今回は酢にまつわる健康話について書いていきます。
酢の効果とは
酢とは、糖質(穀物・果物など)を原料をアルコール発酵させた後、さらに酢酸発酵させた調味料のこと。
料理の「さ・し・す・せ・そ」に属するも、糖尿・塩分 全然関係ないのは酢だけなんですね。
なぜお酢を摂ると健康なのか?
主治医が見つかる診療所に出演した東京農業大学の小泉幸道農芸化学博士によると、お酢の中に含まれている酢酸が影響してます。
お酢のビンを開けるとなんとも言えないツンっとした匂いがありますよね。あの匂いが酢酸なんです。
脂肪の分解
酢酸の効果については、まず内臓脂肪を減少。
脂肪の分解を促進させる効果があります。
104名に「酢を含む飲料」と「酢酸を含まない飲料」のどちらかを毎日摂ってもらう比較実験をした結果、酢を摂った人達の内臓脂肪が平均4.9%が減りました。(東京農業大学の実験・3ヶ月期間)
また、それに伴って体重が約1.1kg減少・腹囲が約1.4cm減少・血液の中性脂肪も25以上減少されたことが明らかとなりました
血圧の低下
2つ目は血圧の低下。
お酢は血圧を抑えてくれる働きもあります。
血圧140以上の方64名にお酢を摂らせた実験で、多くの方が130前後にまで減少しました。
血糖値の上昇を抑える
3つ目は血糖値の上昇を抑える。
こちらも実験で、健康な方に「白飯と酢を含む飲料」と「白飯と酢を含まない飲料」とを血糖値を比較した所、摂った人達の方が血糖値を抑えられる結果が出ました。
★お酢を摂る時の注意点
1日の摂取量は、おおさじ1杯15ml(回しかけなら1週半ほど)。
お酢は体を冷やす作用があるので取り過ぎるのは危険。お湯で割って飲む方がいいです。
また意識して毎日かかさず飲んでた方が、急に飲むのをやめてしまった場合、数値が元に戻ってしまいます。先ほどの実験ではその後の経過も調べており、お酢を摂るのをやめると数値が元に戻ったことが明らかになったのです。
つまり毎日摂り続けることが大事なのです。
どれを選べるばいい?
穀物酢だけでなくリンゴ酢やバルサミコ酢などの果実酢やら種類が沢山ありますが、どれを使っていいのかわかりませんよね。
基本的に中の酢酸濃度は変わらないので、酢酸を含む酢なら何でも摂れるようです。
また、料理において酢酸の成分は無くならないか心配という声もあがっているようです。実は煮物は〇ですが、炒め物は✖。
基本、酢酸の沸騰温度は118℃なので煮物にはそのまま使ってもいいようです。
しかし、炒め物の場合は酢の成分が飛ぶ場合もあるので、完成してからかけるようにすると良いようです。
苦手の人も摂りやすい酢とは
健康のために酢を摂ろうとして、思わずむせてしまうことってありませんか?。
そんな時は「リンゴ酢」がおススメ。リンゴ酢は、りんごの果汁を発酵させて作る果実酢です。スーパーにも売ってますよね。
皆さんも飲んだことがあると思いますが、リンゴ酢は穀物酢より飲みやすいですよね。
実は酸味を表す指標として酸度というものがあるのですが、リンゴ酢は一般的な穀物酢と比べて酸度が少し高いとのこと!
まろやかさがあるのは、穀物酢には無いリンゴ酸が含まれているから。
りんご酸とはリンゴに含まれている酸味成分のことで、清涼飲料水の味付けにも使われてます。さっぱりとしたクセのないリンゴ酸の影響で口当たりが優しいのです。
さらに、リンゴ酢にはリンゴ由来の様々な栄養成分も引き継がれています!
リンゴポリフェノール
リンゴポリフェノールの中でもプロシアニジンという強い抗酸化物質が含まれているので、老化防止・脂肪燃焼・美肌などの効果が期待されます。
抗酸化作用といえばリコピンやアスタキサンチンなども挙げられますが、プロシアニジンはリンゴの赤い皮に多く含まれているんです。そういった意味では共通する部分はありますよね。
しかし、皮を食べろと言われても農薬など心配・・
リンゴポリフェノールを手軽に摂取できるりんご酢なら簡単安心です。
カリウム
体内の余分な塩分を排出するのに役立ちます。
その他、高血圧の予防・利尿作用・むくみ解消・筋肉の弛緩を調整・神経情報の伝達など様々な効果があります。
参考:主治医が見つかる診療所(テレビ番組)・ヘルスケア大学)
まとめ
今回は酢の効果について記事を書きました。
酢は、脂肪の分解・血圧の低下・血糖値の上昇を抑えるなど素晴らしい健康調味料なんですが、苦手な方は飲みづらいですよね。
そんな苦手な方もリンゴ酢のような果実酢なら簡単に摂取できます。
体の支障に心当たりがある方は、是非お酢を摂ってはいかがでしょうか。