アデノウイルス(大人の症状)潜伏期間中のひどい下痢や発熱の対処法
どもっ飯朔です。
夏の病気といえば熱中症・冷房病・皮膚病など挙げられますが、感染症も危険。特に感染症のひとつにアデノウィルス感染症があります。
「アデノウイルス」と聞いて、すぐに特徴を答えることができる方は少ないかもしれません。
しかしアデノウイルスはさまざまな病気の原因となり、特に重症化に気を付けておくことが必要です。流行してしまう前に、その特徴を把握した方がいいです。
今回は、風邪の中でも各症状や潜伏期間について独特のアデノウィルスについて特集していきます。
- 多種多様な病気を引き起こす「アデノウイルス」
- 「アデノウイルス」による主な感染症の種類とは?
- アデノウイルスの「感染力」が桁違いに強いという事実
- 発熱・下痢などの症状と期間について
- 下痢や発熱の対処法
- アデノウイルスの「二次感染」!その予防法は?
- まとめ
多種多様な病気を引き起こす「アデノウイルス」
風邪の症状を引き起こしてしまうウイルスは、200種類以上あるといわれています。
アデノウイルスは、最も検出頻度が高いといわれる「インフルエンザウイルス」の次に検出頻度が高いウイルスとのこと。特に子どもへの感染で流行が起こりやすく、感染の中でさまざまな病気を引き起こしてしまいます。
引き起こされる病気の種類によっては完治にも時間を要することがあるアデノウイルス、現時点で51種類の型と52型以降の遺伝型があり、A~Gの7群に細かく分類されています。
種類によって引き起こされる症状が違っており、5歳以下の子供は重症化してしまう可能性が高いので特に注意が必要です。
「アデノウイルス」による主な感染症の種類とは?
アデノウイルスが原因で引き起こされる症状はさまざま。
主に、肺炎・咽頭結膜熱(プール熱)・流行性角結膜炎(はやり目)・出血性膀胱炎・急性濾胞性結膜炎・胃腸炎などの症状があります。
風邪や他の病気でも症状がよくあらわれる「高熱」「結膜炎(目ヤニや充血)」「咽頭炎(のどの痛み・腫れ)」は、特にアデノウイルス感染症の「三大症状」と言われており、一つでも当てはまればアデノウイルス感染症の可能性を疑ったほうがいいでしょう。
基本的には、一年を通して感染の可能性がある病気ですが、中でも「咽頭結膜熱(プール熱)」は、通常夏の季節に入ってくる6月ころから徐々に流行しはじめ、7~8月にピークをむかえます。
アデノウイルスの「感染力」が桁違いに強いという事実
アデノウイルスは、主に鼻・口・喉の粘膜・眼から体内に入りこみ感染します。
直接、感染者に触れることが原因の感染と、ウイルスに汚染された「物」から病原体が手の平や指先に付着することが原因となる感染経路があります。
また、ウイルスが侵入したプールの水からの感染も、比較的多い感染経路です。感染者の咳やくしゃみから、その唾液や鼻水を吸い込んで感染する経路もあります。
飛沫する範囲としては、約1~2m以内の場合に、感染の可能性が最も高くなるようです。
便として排出されるウイルスにより、使用済みおむつや便器などから感染するケースもあります。このように、様々な感染経路が存在し感染力が強いため、特に免疫力の低い子どもたちは注意が必要です。
発熱・下痢などの症状と期間について
アデノウイルスは夏場や冬場の季節に関係なく活発化するウイルス。冬場は特に空気が乾燥しているので、アデノウイルスも活発になりやすい傾向があります。
アデノウイルスは、感染して発症するまでの期間が2〜7日程度で、発症してから高熱・下痢・関節痛・吐き気・目が充血する結膜炎の症状が3〜5日程度続き、完治まで1週間かかります。
また、扁桃腺が腫れている場合、朝晩に熱が一気に上がる状態がしばらくの間続くこともあります。
アデノウイルスには効果のある薬がありません。根本を治すわけではありませんが、解熱剤を上手に利用することで熱を一時的に下げるようにします。
下痢になると脱水症状になるので水分補給をしなければいけません。食虫毒に比べ軽度ですが、熱などの症状も出てしまう体力が失われるので危険です。
下痢や発熱の対処法
アデノウイルスは熱の高さが39度前後まで上昇、下痢が酷かったりと1週間程度続くこともあります。消化しやすい栄養食・水分補給・睡眠をしっかり摂り安静にすることをおススメ。
食事についてですが、ひどい場合 栄養価の高い食べ物は腸に負担をかけます。なので、お粥やリンゴのすりおろし汁で様子を見ましょう。少しずつ回復してきたらうどんやりんご・バナナなどの固形物が食べたほうがいいところでしょつう。
水分補給についてですが、水分が失われると水素・ナトリウムなどの電解質が失われまい脱水症状を引き起こしやすくなります。そこでおススメする水分補給飲料が大塚製薬の「OS-1」。水分補給だけでなくイオンも補給できます。
アデノウイルスの「二次感染」!その予防法は?
これをやらないと、とんでもないことになりますよ❗アデノウイルスの感染力はとても強いと言われており、手洗い・手指消毒や身の回りの消毒を行うことが大切!
感染後に症状が治まったとしても、2週間程度はアデノウイルスを排出し続けています。
このため、患者からの二次感染に注意することが大切なのです。 流行を続けている間や家族が感染してしまった場合、感染者とはできるだけ密接な接触は避け、こまめに手洗い・手指消毒を行うようにしましょう。
接触感染を防ぐためには、タオルや洗面器などの共用もさけなければいけません。特に良く手を触れる機会が多いドアノブや手すり・おもちゃなどは、こまめに消毒用エタノールや次亜塩素酸ナトリウム(0.02%)で消毒をおこなう必要があります。
感染者が「目やに」や「涙」を拭き取る必要がある場合は、ティッシュペーパーや清浄綿を使うようにし、眼を直接手で触れないように気をつけましょう。
私は3年前に発症したのですが、とにかく嘔吐と下痢のオンパレード!病が収まりかけた所、除菌を忘れてしまい家族が感染してしまいました。
次女だけが感染しなかったので全滅は免れましたが、一家が感染してたらと考えると恐ろしい・・・。うならならないよう注意しないといけませんね。
(引用:セルフメディケーションネット・ミナカラより引用)
まとめ
アデノウイルスの感染を防ぐ特別な方法はありませんが、手洗いやうがいをおこなう・子供のおむつ替えは手袋を使用する・プールの塩素消毒をこまめにおこなうなど、基本的な予防策で感染を減らすことはできます。