がんや骨粗鬆症を予防する正しい食事療法・献立を奥田昌子医師が紹介!
どもっ飯朔です。
世界には様々な人種が存在しますが、外見から体質まで違いますよね。
今回は、日本人と欧米人の体質・ダイエット法の違いについて紹介していきたいと思います。
これまで様々な研究・ダイエットについて追及されてましたが、まさか・・こんな結果になるとは思いませんでした。
心臓病の対処法
日本人の死因ランキング 1位がん(悪性新生物) 2位心臓病 3位肺炎。2位の心臓病は7割も突然死するケースがある。
しかし全世界から見て、インド・中国・欧米に比べると日本は極めて少ない(インド・中国・欧米は複数国を1つのカテゴリーとしてまとめたので、当然の結果かもしれない)
統計で日本人が少ない理由というのは、日本人が行っているある行動があったからだ。それは、欧米人に比べて日本人は”魚”を沢山食べてるので心臓病になりにくい。
実は青魚に含まれるエイコサペンタエン酸とドコサヘキサエン酸は血管を詰まりにくくする効果があります。日本人の魚介類の消費量はアメリカ人の4倍とトップクラスなので、日本人の血液にはEPAとDHAが非常に多く血管が詰まりにくい。対する欧米人などはこれらの成分が少ないので血管が詰まりやすい状態なのだ。
しかし最近日本の食文化は欧米化による魚離れが進み、平成11年では15万人だったのに対し、平成26年は19万と徐々に上がっていることに少し危険視している。
1日に必要な青魚は90g、握り寿司なら5貫だけでいいので意識して食べることをおススメします。
今回は世界一うけたい授業にも出演された、「欧米人とはこんなに違った 日本人の体質」という本で話題の内科医・奥田昌子先生。日本人の体質に一番あった最適な方法を教えてくれます。
日本人は欧米人と体質が違い、例えば胃の形とか胃酸の分泌量も違うので欧米で流行ってる健康法が日本人には合わないことがあるようです。奥田先生が出版した「欧米人とはこんなに違った日本人の体質」という本をより簡単に説明してくれます。
日本人が骨を丈夫にする最適な方法
栄養素をバランスよく摂取する日本人ですが、唯一摂取し忘れているのがカルシウム。カルシウムは1日600mgは必要とされてます。しかし先進国の中で日本人だけがあまり摂取できてないのです。
カルシウムを摂れてないと、骨がボロボロとなっていき骨粗鬆症に発症してしまいます。しかし、日本人のある習慣が骨を強くします。
それは”毎日お味噌汁を飲むこと”
味噌などに含む大豆製品に含まれるイソフラボンには、骨からカルシウムが溶け出すのを防ぐ効果があります。日本人にとって骨を丈夫にする為の最適な方法は、摂取したカルシウムを味噌汁の栄養素により逃がさないようにすること。
では牛乳を飲むとカルシウムになるというのは嘘なんだろうか?教育や様々なメディアでカルシウムと言えば牛乳というイメージがあるはず。
牛乳を飲んでお腹が痛くなったことはないか?ゴロゴロゴロ鳴る方はいらっしゃるはず。実は牛乳に含まれる乳糖という成分を、日本人は分解できない人が多いからなのです。
昔から牛乳を飲む文化があった欧米の方の9割は問題なく乳糖を分解できたのですが、日本人は3割しか乳糖を分解できないと言われています。
あくまで実験結果なので、ヨーグルトが大丈夫な人も少なからずいるでしょう。
ちなみに海苔の栄養を吸収できるのは日本人だけで、日本人以外は免疫が無い。
日本人に一番合う便秘解消法
成人女性の4人に1人が悩む便秘。便秘になると体はどんどん状態が悪くなっていきます。腹痛・吐き気・冷え性・神経症などが起こるので溜めこむのは危険!
そんな便秘解消にピッタリな食材があります。
それが”お米”なんだとのこと!自分も全く想像できませんでした・・・
お米は水分を保持したまま大腸まで届き、便を軟らかくする効果があるんです。しかもおにぎりのようにお米が冷えると、でんぷんの20%が胃で消化しにくいでんぷんがレジスタントスターチに変化します。
このレジスタントスターチは胃で消化されずに大腸まで直接届きます。
日本人のがん予防に最適な方法
日本人の死因ランキング 1位のがん
実は欧米でのがん発症率は少なく、対する日本人は予想以上に高いのだ。
そこで胃がんの発生を抑制すり飲み物があります。それは緑茶。
緑茶に含まれる”緑茶ポリフェノール”の血中濃度が増えることで、女性の胃がん発症率が1/3まで減ったことがわかりました。(国立がん研究センターの調査より)
しかし、ある人たちは緑茶を飲み過ぎると逆に胃がんを発症しやすくなるとのこと。正確には分かっていない段階なのですが、国立がん研究センターのデータによるとタバコを吸う人が緑茶をたくさん飲むと胃がん増えるという結果がでたようです。