ポップコーンを油なしで仕上げると低カロリーのダイエット食にもなる!
どもっ飯朔です。
日常のお菓子事情には欠かせない定番人気の「ポップコーン」。映画館などで炭酸飲料片手に食べる「ジャンクフード」という印象が強いですよね。
でも実はポップコーンを自作で作り工夫すれば、栄養豊富で低カロリーの「ダイエット食」になるのです。
その他、健康に良い「ある効果」も含め、ポップコーンを美味しく健康的に食べることができる方法をまとめてみましたので、どうぞご覧ください!
- 市販のポップコーンの食べ過ぎはカロリーオーバー
- ポップコーンに秘められているダイエット向けの栄養バランスとは?
- 消化の悪いポップコーンは腸を活発にしてくれる!?
- ポップコーンは健康維持のヒーロー的存在!
- 血糖値の上昇も防ぐ
- カロリーを抑えるポップコーンの作り方
- まとめ
市販のポップコーンの食べ過ぎはカロリーオーバー
ポップコーンの一般的な調理法と言えば、油を入れたフライパンでトウモロコシを加熱して弾けさせ最後に塩をふりかけるというものだと思います。
またはもともと容器にマーガリンなどと一緒に入っているものを、電子レンジで温めて食べるという方法が好きな方もいらっしゃるかもしれません。
でもこれらの方法だと余計な油などのカロリーを摂取することになってしまい、カロリー過剰摂取の状態となってしまいます。
さらに外国などで流行っているいろいろなタイプのフレーバーを加えて作る方法になるとさらに高カロリーとなってしまい、それこそ「ジャンクフード」というレッテルを貼られてしまうことになるのです。
ポップコーンは手に取りやすく歯ごたえも柔らかいので、食べだすと止まらなくなり癖になってしまうことがありますよね。ダイエットには大敵の存在と言えるのかもしれません!
ポップコーンに秘められているダイエット向けの栄養バランスとは?
ポップコーンは外国人が映画館で大量に食べるイメージがあったり、豊富な味付けの種類から「高カロリーの肥満食」というイメージがあります。でも実は、栄養バランスだけにフォーカスしてみると「美容ダイエット向きの食品」であるということがわかります。注目の栄養成分は2種類。
1つ目は「食物繊維」です。茹でたトウモロコシの状態だとそれほど食物繊維は入っていないのですが、ポップコーンの状態にすれば食物繊維の量がかなり増えるようです。
2つ目の栄養成分は「ポリフェノール」。ポリフェノールは抗酸化の役割がある成分として、最近の美容健康分野では注目されています。抗酸化とはわかりやすく言えば「老いの抑制」です。
消化の悪いポップコーンは腸を活発にしてくれる!?
ポップコーンの原料となるトウモロコシは、食物繊維を多く含んでいます。他の食物に含まれている食物繊維は通常体内で消化されてその役目を果たしますが、トウモロコシに含まれる食物繊維は体内ではほとんど消化されません。
トウモロコシは体内を巡りながら水分を吸収し、どんどんと膨らんでいきます。膨らむことで増えた便は、早く排出されるように腸を刺激するのです。このため腸の運動は活発化し、便も詰まることなくスムーズに排出するわけですね。
さらにトウモロコシは、体内の有害物質なども一緒に吸着し便とともに排出してくれる効果も発揮してくれます。ポップコーンの消化が悪かったのは、このためだったのです。
ポップコーンは健康維持のヒーロー的存在!
ポップコーンの原料となるポップコーン用のトウモロコシ(爆裂種)、実は便秘解消の他にもさまざまな健康効果が期待できます。
トウモロコシの粒には玄米や雑穀のようにたくさんのビタミンやミネラルなど豊富な栄養素が含まれていますので、体の循環を高めたり美容やダイエットに効果を発揮してくれます。
さらにポリフェノールなどたくさんの抗酸化物質も含んでいるので、便秘解消の他、老化を防ぐ働きも期待することができます。
ただしカロリー摂取のことを考えるのであれば、甘い状態のトウモロコシをそのまま食べるのではなく、あまり味付けしすぎないポップコーンの状態で食べるのが理想的だと言われています。
ちなみにGI値についてですが、生食トウモロコシは70~75、ポップコーン(市販菓子)は85に対し、ポップコーン用のトウモロコシ(爆裂種)は55と表記されてます。
シドニー大学より引用より
血糖値の上昇も防ぐ
ポップコーンに食物繊維とポリフェノールが含まれていることは、先ほどの説明でおわかりいただけていると思います。
この食物繊維とポリフェノール、さらに「血糖値の上昇をコントロールする」作用も期待できるのです!
血糖値の上昇をコントロールすることは、成人病の予防に力を入れている方にとって、とても心強いものになるのではないでしょうか。
成人病の予防という観点からポップコーンを食べるということを考えるのであれば、できれば市販のポップコーン菓子を食べるのではなく、油や塩分をあまり使用しない「手作りポップコーン」がオススメです。
カロリーを抑えるポップコーンの作り方
栄養成分を際立たせカロリーを抑える作り方はいろいろな方法があるようですが、一番オススメなのは「電子レンジ」を使用する方法。おそらく最もシンプルで簡単なのではないでしょうか。
① まずはマグカップを1つ用意。底面に半分ぐらいの面積で、ポップコーン用のトウモロコシを敷きます(1人分 大さじ3ほど)。トウモロコシが重ならないようご注意ください。
② トウモロコシを敷いたら、ラップをかけてチンするだけ。およそ1分程度で弾け出します。弾ける音が聞こえなくなる頃には、ちょうど良い大きさまで膨らんでいると思います。
➂ 出来上がったらラップを取り、お皿に広げましょう。なお取り出す際など、マグカップが熱くなっていますので火傷にはくれぐれもご注意ください。
あとは塩でもふりかければ、低カロリーなのに風味豊かな美味しいポップコーンのできあがりです!
まとめ
ポップコーンにはたくさんの栄養素が含まれています。これまで食事に関する健康維持をしたくてもなかなかできなかった方にとって、ポップコーンは手軽に栄養補給ができる便利な栄養補助食として考えることができるのではないでしょうか。