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しがない中年のブログ ダイエット・健康・様々なライフスタイル

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最近の社会人はラップバトルに激アツ!人間関係のストレスは人間で解消か

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どもっ飯朔です。

 

突然ですが、みなさんはラップについてどこまで理解してますか? 

 

知らない方からすると、ドヤ顔で「悪そうな奴はだいたい友達〜♪」と歌ってる輩にしか見えないと思います。

 

しかし、最近では社会人同士のラップバトルがアツいとのこと。

 

なぜ今頃になって社会人がラップに夢中なのか?ストレス解消とどういう関係があるのか?

 

その辺を踏まえて特集していきたいと思います。

 

 

ラップとは?HIPHOPと何が違う?

そもそもラップとHIPHOPは一緒じゃないの?と思う方は多いはず。

 

ラップというのはHIPHOP四大要素の1つであり、ラップする人のことをMC(ラッパー)と呼びます。

 

簡単に説明すると、小節の終わりに韻を踏み、あまりメロディを必要とせずリズミカルに喋るように歌う手法。韻・フロウ・ライム・バイブス・サンプリングといった要素も含めて評価されます。

 

つまりHIPHOPというカテゴリーの中で、ラップ・DJ・ブレイクダンス・グラフィティの4種類があるということです。

 

 みなさんが知ってるMCといえば、エミネムカニエ・ウェストではないでしょうか。数々のメディアでの問題発言が目立ちますが、そのカリスマさ故の威風堂々とした姿に惚れる一般市民も数多くいるかと思います。

 

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またDJのビートで、MC同士が即効で歌詞を作り歌詞とライムの技術を競い合うフリースタイルもあります。今回の社会人ラップバトルというのもフリースタイルのことを指しています。

 

 

  

HIPHOPの歴史

HIPHOPという文化の誕生は、1960から70年代のアメリカ・ニューヨークのサウス・ブロンクス地区で行われたブロックパーティーが始まり。

 

当時ディスコへ行くお金も無かった若者たちは、家からレコードプレーヤーを持ってきてDJがレコードを回す中でダンスし、MCはラップを披露したんですね。

 

貧困生活でのガス抜き目的のHIPHOP。人が集まる場所でカリスマが誕生し、やがて大手音楽レーベルと契約して有名になります。

 

HIPHOPアーティストとして有名になればお金を稼げると若者達に夢を与える。本当に素晴らしいことだが、それはほんの一握りであり、ほとんどの若者は何とか生きていく為にギャングやドラックディーラーとして働かざる負えません。

 

こういう悲惨な現実に対して自分はどう感じているのか?あなたは何を思う?苦しみから生まれた表現こそ真のHIPHOPなのかもしれません。

 

そして時代が進み、数々のラッパー輩出の中で、1986年に最も危険なラッパー集団「NWA」が登場。当時アフリカ系アメリカ人を死に至らしめた白人警察官達が不起訴になったきっかけでロサンゼルス暴動が起こるのだが、この暴動を音楽の力で扇動したのがNWAなのです。

 

鋭利なリリックで民衆を動かす中、NWAの影響力に危惧した警察・FBIは彼等をマークし時には取り押さえて抑制するのだが、解散するまでNWAを止められなかったようです。

 

映画化までされてます。↓↓



現在のHIPHOPビジネスは確実に富をもたらした環境となり、ほとんどの黒人は経営者として成功されています。これもNWAのおかげかもしれませんね。

 

最近の日本も沸々とブームになっており、深夜番組「フリースタイルダンジョン」は深夜放送でありながらも視聴率が高く、様々な日本人ラッパー同士の白熱なバトルを繰り広げています。

 

もう何回目のラップブームなのか?当時ブームの火付け役だった、いとうせいこうスチャダラパーEAST END×YURIDragon AshRIP SLYME・KREVEなど、数々のラッパーの活躍により日本のラップカルチャーの進化に貢献しています。

 

ちなみに日本初のラップ楽曲をリリースしたのが、YMOの1981年のアルバム「BGM」に収録されてる「ラップ現象」という曲。当時流行ったニューウェーブ細野晴臣がラップをするという、今では考えられない組み合わせです。

 

www.tyuunennkiktou.com 

 

 

名刺交換から始まる社会人ラップバトル 

そもそも社会人ラップ選手権というのは、対戦相手と名刺交換し社会人同士フリースタイルバトルを行います。(8小節×2本勝負)

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(https://www.muum-japan.comより引用)

 

建前は挨拶だけ。

ビートが鳴ると本音で日本社会の縮図について議論する。社会人経験から生まれるビジネス用語を皮肉として使い、様々な不平不満を即興ラップで吐き出す。

 

取引先同士・同じ会社同士。時には役員と社員だったりと、立場上言えないことを口に出せるのはチャンスではないでしょうか。(しかしあまりにやり過ぎても立場上気まずくなるので、知らない人の方が思いっきりやりやすいかも)

 

そこら中にある高い参加料を払っての異業種交流パーティに参加するより、社会人ラップで本音で語り合う方が太いパイプを作れることだって可能ですし、不平不満を言うことで互いにストレス発散できます。

 

やっぱイライラすると、Son of a bitch(クソったれ)って思いたくなるもんですから、適度にガス抜きしないといきませんねww

 

 

もし、俺もやりたいぜ!私もやりたい!という方は是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか?↓↓↓

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