キヌアサラダで最高のデトックス効果！カロリーは大丈夫なのか心配？

どもっ飯朔です。

何年か前から少しずつ流行し始め、現在はもうすっかりスーパーフードとして当たり前のような存在になったキヌア。街中にあるカフェなどでは、キヌアを使用したメニューを頻繁に見かけることができます。

キヌアが体のために良い栄養食品だということは有名かもしれませんが、実際、どのような栄養素が含まれていて、どんな効能があるのでしょうか？

キヌアに関する正しい知識を理解・意識しながら摂取して、さらに効率良く健康を手に入れましょう！

NASAも注目するキヌアとは？

いま最も注目すべき食物キヌアにはどんな栄養素が含まれているのでしょうか？

キヌアは南米アンデス原産、直径1～2mm程度の小さな食材で、プチプチした食感が特徴的です。味はほのかに甘味があります。好みによりますが、人によっては香りに少し癖を感じるかもしれません。地域によってはキノアと呼ぶところもあるようです。

キヌアは穀物として通常取扱われていますが、生物学的な見地から分類するとイネ科（穀物）ではなくヒユ科であり、ほうれん草の仲間になります。また、ソバなどと同じ種類となる「擬穀物（ぎこくもつ）」であり、雑穀の一種とも言えます。

キヌアはその栄養価の高さから、米国の宇宙開発に関わる連邦機関NASAが『21世紀の主要食』と評価し、将来的な宇宙食として研究を始めた食材です。米国だけでなく、ヨーロッパ諸国や日本でも期待度の高い健康食品として注目を集めています。

あるテレビ番組で、オーストラリア出身のスーパーモデル・ミランダ・カーが、朝食にキヌアをアーモンドミルクやアーモンドスライス・クコの実・メープルシロップ・シナモンなどと一緒に食べていることが紹介された時にも大きな話題となりました。

栄養面から見ると、タンパク質を多く含んでいながらカロリーは低く抑えることができる食材と言え、さらにビタミンB類も豊富に含まれています。

葉酸に至っては一般的な緑黄色野菜とほぼ同じ量が含まれていたり、人間の体に必要とされる必須アミノ酸全9種類を含んでいるという点も注目すべきポイントです。

食事の時の主食として食べることの多い白米と比べても、栄養価の違いに驚きを隠せません。例えば、タンパク質なら白米の2倍・良質な脂質は5倍・食物繊維だと8倍・鉄分でも8倍など、他にもここに書くことができないほどさまざまな数字として表れています。

キヌア摂取で得られる驚きの効果とは？

特に女性は要注目！

キヌアは女性らしさを維持・増進する女性ホルモンとよく似た成分を含んでいるので、生理前などによく起こるホルモンバランスの乱れに特に効果があると言われています。

他にも、女性が最も気にする外見の悩みの一つ、肌や髪のツヤ出しに高い効果が表れるのだそうです。さらにキヌアにはビタミンB2・B6も多く含まれている事から、皮膚や粘膜が積極的に保護され、美肌にも効果が期待できるなど女性には嬉しい効果ばかり。

美肌と言えばもう一つ、キヌアに豊富に含まれる食物繊維の働きにより、腸内環境が良好に保たれ便秘解消が進み、ニキビや肌荒れの改善にも役立ちます。このようなキヌアによる美容効果が世間で注目されることで、キヌアからの抽出成分を利用した各種美容商品も展開されるようになりました。

代表的なものに、髪に関するヘアケア用品やお肌を整えるスキンケア化粧品などが挙げられます。キヌアの成分には保湿効果があるため、髪や肌の潤いを保つには最適なものと言えるのです。

美容業界においても、これからさらに注目度が高まっていくこと間違いなしと言えるのではないでしょうか。女性なら美容と同じくらい気になるダイエットにおいても、キヌアの成分が役に立つと言われています。

食べることに関して健康に重大な影響を与える血糖値。その血糖値の急上昇を防いでくれるキヌアは、糖質が体脂肪に変わることを防ぎ、代謝を促進させたり便秘を解消させることによってダイエットにも効果を発揮します。

お米でなくキヌアを炊いた場合、糖質量はお米に比べて半分になるため、糖質量を調整する糖質ダイエットにもぴったりです。お米の代わりに主食としてキヌアを取り入れれば、食事制限などせずしっかりと食事量を確保しながら糖質量を減らすことができ、その上栄養成分をしっかり補うことが出来ます。

当然、満腹効果も得ることができるので、苦しい食事制限など行う必要のないダイエットを可能にしてくれる食品とも言えるのです。

炊いた場合、キヌア一日の摂取量は100～300gほどを目安にしています。

海外セレブの間でも注目のキヌア！

年齢に関係なくそれぞれの世代の悩みに切り込みます！

キヌアを利用したダイエットは、日本だけでなく世界中で実践者が増えています。

例えば海外セレブの顔ぶれを見てみると、先ほども名前を挙げたスーパーモデルのミランダ・カーを筆頭に、ハリウッドの大スターであるジェニファー・ロペスやケイト・モスなども実践しています。世界の歌姫ビヨンセに至っては、キヌアを3ヶ月利用することで26kg痩せたという話もあるほどです。

海外セレブを中心とした若い世代でキヌアはダイエット食品として注目されていますが、キヌアの成分は更年期障害の改善・緩和や骨粗しょう症の予防など、年齢が比較的高い人にも役に立つ成分だと言えます。

他にも、数ヶ月間キヌアの摂取を続けることでコレステロールの低下にも効果が見られたのだそうです。

また、世界中でグルテンフリーが注目される中、キヌアにはグルテンが含まれていないということで、小麦にアレルギー反応を起こす人でも食べることができることに注目が集まっています。グルテンが含まれていないキヌアは、小麦粉の代用品として利用することができるのです。

キヌアサラダをヘルシーに食べよう

キヌアはミネラルやビタミンが豊富な食材です。

ただ気になるカロリーについては、キヌアは100gで350kcalという驚異的な数字となるが・・・・それは乾燥時の状態であり、調理後は水分が含まれるので変化します。

実際の所、100gあたり約120kcalほどなので、白米・玄米に比べると2割減。

それだけでなく、炭水化物では100g・18.5gという白米・玄米の半分という凄い数字を表しています。(白米37.1 g・玄米35.6g)

つまり、カロリーと炭水化物の摂取量が低いのでダイエットにオススメなのです。これをビタミン豊富な野菜とあえてキヌアサラダにしたらより健康になります。

また食べる直前に、キヌアサラダにドレッシングをかけることで出来上がりますが、通常のドレッシングだとカロリーが高いので、ドレッシング代わりをエキストラバージンオイルを使用すればカロリーを抑えられます。

ただカロリーが低いからといって、過剰摂取を摂取すると効果が半減してしまったり、サポニンにより赤血球を破壊してしまいかねないので、サラダの場合は一日30gで大丈夫です。