脂質異常症が痩せてる人も該当する理由とは?食事療法で治療可能に
どもっ飯朔です。
今回は、「脂質異常症」についてのお話です。
「脂質異常症」と言う体の中で起こる変化があります。
一つの「疾患」に分類されるのではなく、様々な病気の原因となりえる状態と言ってもいいでしょう。
放っておくと怖い脂質異常症について調べてみました
脂質異常症とは
「脂質異常症」とは血液中にコレステロールが増えすぎる状態を指しますがコレステロールには2つの種類があります。
一つは「LDL」で「低比重リポタンパク」と言って体内にコレステロールを運ぶ働きをしますが、増えすぎると血管内に侵入し動脈硬化の原因を作ります。悪玉コレステロールと呼ばれています
もう一つ「HDL]で「高比重リポタンパク」と言い、余ったLDLを回収し肝臓へ運ぶ役目をします。善玉コレステロールと呼ばれています。
「脂質異常症」とはHDLが減り、LDLとトリグリセライド(中性脂肪)が増えすぎた状態を指します。
コレステロール自体は脂質の一つで、細胞膜を作ったり、胆汁酸の生成や男性ホルモン、女性ホルモンの材料になる大事な成分ですが、「過剰」になりすぎることがいけない訳です。
「脂質異常症」の患者数は平成26年度の推定で206万2,000人で加齢と伴に増える傾向があります。
これは「基礎代謝」の低下が大きな原因となっていると考えられます。
女性は男性の2,5倍いると推定されます。
これは男性に比べ筋肉量が少なくそれによって「基礎代謝量」が低いためだと思われます。
脂質異常症の予防改善の為には「LDL」を減らし「HDL」を増やす事が必要になります。
脂質異常症の原因
脂質異常症の原因は次のようなものが考えられます。
1、過食
食べ過ぎは当然として、食事の「欧米化」や「ジャンクフード」などの「高脂肪食」の摂りすぎも大きな原因となります。
2、運動不足
車社会になり、交通網も発達した事により歩くことが少なくなった
3、肥満
肥満は「生活習慣病」の元になります。特に「内臓脂肪型肥満」(メタボリックシンドローム)はLDLが増える原因になります。
4、喫煙
喫煙は言わずもがなで、何一ついいことはありません
5、アルコールの飲みすぎ
アルコール自体よりも「つまみ」として食べるものに問題があることも多くありますが、いずれにしろ飲み過ぎはいけません
6、ストレス
肉体的なものと精神的なものがありますが、過食に走る傾向があります
こうした外的要因意外に「家族性高コレステロール血症」と言う「遺伝的要素」を含んだものもあります。
また、甲状腺機能低下症、副腎皮質ホルモン分泌以上などのホルモン分泌異常、糖尿病や腎臓病などの疾患、ステロイドホルモンや避妊薬が原因となることもあります。
脂質異常症を放置すると「動脈硬化」が進み重篤な疾患を招くリスクが非常に高くなります。
動脈硬化が怖いのは「血栓」ができやすくなり、剥がれた血栓が血液によって運ばれ、心臓で詰まれば「心臓疾患」、脳で詰まれば「脳血管障害」の下人となり「片麻痺」や「言語麻痺」等の「後遺障害」を残す危険性が高くなります。
下の図は血栓ができる過程を表しています。
脂質異常症の治療法(食事療法)
脂質異常症を改善する方法は「運動療法」と「食事療法」がありますが、ここでは食事療法に焦点を絞りたいと思います。
その前に必要な事は今自分自身の血液の状態を知ることです。
血液検査ですぐわかるので病院で調べましょう。
これが基準値です。
「食事療法」を行うには当然「脂質制限」と伴に「カロリー計算」も必要となります。
日本人は一日に必要なエネルギーの20~30%を脂質から得ています。
これは2,000kcal摂る人ならおおよそ55gが脂質。
基本的にはこの数値に戻せば問題はないわけです。
その為の食事の注意点をあげておきます。
1、動物性脂肪を減らす、鶏のささ身やむね身がいい
2、青魚(アジ、イワシ、マグロ、サバなど)にはEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)等のオメガ3脂肪酸が多く、コレステロールを下げる働きがあります。
3、食物繊維を多く摂ることでコレステロールの吸収を抑える効果が期待できます
4、アルコールは飲まないに越したことはないですが、飲むのならビールだと中ビン1本、日本酒は180ml、焼酎100ml、ワイン200mlを目安にしましょう
5、当然コレステロールの摂取も控えます。1日300mg以下
以上に加え次の生活習慣を実践しましょう。
1、和食を多くする、但し塩分に注意
2、一日三食をきちんとする
3、腹八分目を心掛ける
4、食事に時間をかけ早食いにならないよう注意する
5、外食は控え、間食夜食もしない
6、よく噛んでたべる 噛むことで「代謝」も上がり消化も良くなる
7、スナック菓子や清涼飲料水は出来るだけ避ける
お話ししてきたように「脂質異常症」は「動脈硬化」の原因となり、動脈硬化を放置すると重篤な疾患を招きます。
脂質異常の段階で改善することで殆どのリスクを回避することができます。
さいご
まずは自分の健康状態をチェックし、もし異常があれば今回お話ししたことをちゃんと実践できれば心配はありません。
心配な方はこちらのサイトチェック
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結果はあなたの努力次第です。
クコの実(ゴジベリー)の効能とは?効果的な食べ方・戻し方について
どもっ飯朔です。
中華粥にトッピングされている赤い実が「クコの実」だと言う事は殆どの人が知っていると思います。
ところがその効果・効能について知っていますか?
今クコの実はスーパーフードと言われ、健康に良い食べ物だと注目されています。
そこでクコの実の何がどうすごいのか調べてみました。
ゴジベリーの効果・効能
ゴジベリーとは欧米での呼び名のようで商業的な目的でつけられたようです。
〇〇ベリーと聞くと、ブルーベリー等のベリー系と思いがちですが、ゴジベリーは東アジア(中国~日本)原産の茄子科の落葉低木です。
古くから食用や漢方の薬用に使われてきました。
日本でも平安時代から食べられてきているそうです。
含まれる主な栄養素は次のようになります。
クコの実(乾燥)の栄養素
クコの実(ゴジベリー)乾燥 100g中 RDI
カロリー 83.0(348kJ) 4%
カルシウム 112 mg 8〜10%
カリウム 1,132mg 24%
鉄 9mg 100%
亜鉛 – 2mg 18%
セレン 50μg 91%
ビタミンB2(リボフラビン) 1.3mg 100%
ビタミンC 29~148mg 32%~163%
上記以外にも食物繊維、ポリフェノール、カロテノイド類(特にゼアキサンチン)、ペタイン、フィリイエン等が含まれています。
ゼアキサンチンは目の網膜に含まれていて、ルテインと伴に目を保護する効果が高い成分です。
ペタインには肝機能を高める効果や、動脈硬化・糖尿病を予防する効果があると言われています。
こうした抗酸化作用が高い成分が豊富なため多くの効果効能が期待できます
・免疫力アップ
・血糖値の維持・安定
・テストステロン(男性ホルモン)の強化
・睡眠の質の改善
・紫外線からの保護
注意点としては、女性ホルモンへの働きかけを持つ可能性があるので妊娠中や授乳中は控えたほうがいいとのこと。
またアレルギーをお持ちの方はアレルゲンの検査をしたほうがいいのではないでしょうか。
一日の摂取量は20粒までとされているようで、食べ過ぎるとお腹を壊すかもしれないのでご注意!!
ゴジベリーの購入方法
ゴジベリーは手軽に買う事ができます。
普通のスーパーのドライフルーツコーナーに行けばいつでも手に入れることが出来る商品です。
インターネットでも買えるのでわざわざ出かける必要もないです。
ただ注意したいのはやはり品質ですよね。
次のような点で判断して下さい。
「良質なゴジベリーは赤く粒が大きくて乾燥状態でもふくらんでいる、逆に黒ずんだものやシワシワの物は味が落ちて栄養も下がります」
一方インターネットや通販で購入する場合は、手に取って確認できないですよね。
いい製品かどうか判断するのに困りますが、そういった時に一つの証明となるものもあります。それがこれです。
ぼやけて読めませんがUSDAオーガニック認定証明書と言うものです。
これは海外有機認証品であることの証明書です。
USDAとはアメリカ農務省傘下の全米オーガニックプログラムと言う制度により、オーガニック食品の認証が行われます。
オーガニックと認定されるには多くの基準をクリアする必要があります。
こうした物も一つの安心の証明になるので、表示している業者は信頼できると考えていいでしょう。
日本では有機認証ではないので、「有機クコの実」といった表示は出来ないそうです。
ゴシベリーの戻し方や使い方
ゴジベリーは生でも食べることができます。
味はトマトに近いようですね。同じナス科なので当然かもしれませんね。
一般には乾燥させたものを食べますが、これもそのまま食べることができます。味は苦味と甘味が混ざったような感じです。
一般的な「戻し方」は次の通りです。
1、軽く水洗いし熱湯をかけて消毒をする
2、蓋つきのビンを同じように熱湯消毒消毒する
3、乾燥クコの実と水を入れる
これで2~時間後には戻ります。
少量の「酢」を入れると冷蔵庫で1週間程度保存可能
次に食べかた、使い方ですが、これは特別な調理法はありません
ご自分が食べたい方法で食べることができます。
中華スープに入れてもいいですし
サラダにして食べることもできます。
変わったところではジャムにしても美味しいのではないでしょうか。
加熱しても栄養素が流れ出ると言う情報も目にしないので大丈夫です。
結構多くのレシピが公開されているのでそちらを参考にして下さい。
ゴジベリーはミランダ・カーなどの海外セレブがスーパーフードとして食べ始めたことから注目を浴び、逆輸入と言う形でブームになっています。
何か新しいものが出るとその効果や効能が必要以上に喧伝される風潮があるようです。
ゴジベリーと名前を変えることで何か特別なものと言う印象を持ちますが、要は「クコの実」で、昔から食用、薬用に利用されてきました。
食べたからすぐに何かの健康効果がでるわけでもありません。
まずはしっかり情報を収集し自分にとって必要なものかどうかをしっかり判断しましょう。
フコイダン(フコダイン)と癌の関係 効果なしと言われる真相とは
どもっ飯朔です。
皆さんも昔から海藻は「体にいい」と言う認識はあったはず。
髪の毛が生えると言う説は否定されましたが、健康効果に疑いはありません。
そんな海藻に含まれる「フコイダン」と言う成分が様々な病気に対して効果があると言う報告がされています。
気になりますね、そこで詳しく調べてみました
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